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鍼灸処 はまだ の日記

湿布の話

2015.03.13

本日は柔らかな陽射しが気持ち良い春の日になりました。

いつも思っているのですが、皆さん湿布と言うアイテムをあまり有効に使えていないようなんですよ。

次の2点をクリアすれば、いつも使っている湿布の効果をもっと活用できるんですよ。

その一
湿布の効果とは鎮痛消炎です。
痛いときに痛い場所に貼りましょう。

たまにとにかく常時湿布を貼り続けておられる方を見かけます。
湿布に予防効果はありませんので痛みが強くない時は貼っても無駄です。

また湿布は薬剤成分が失われてしまえば、ただのノリです。
そんなものを貼り続けて皮膚表面を刺激し続けるのはオススメできません。
肌荒れを促進するだけです。

貼り始めからおよそ5.6時間、そのくらいが薬剤の有効時間です。
それを過ぎたらさっさと剥がして、とりあえず小一時間は肌を休めてください。

まだ痛みがあるようならその後再度新しい湿布を貼り直してください。

その二
市販の温感湿布ですが、あれはカプサイシンなどの刺激剤で擬似的に温度を感じているだけなんです。
刺激剤により血行は促進されますが、それを上回る肌へのダメージが気になります。

確かに体を温める事そのものは有効です。
温めるなら蒸しタオルなどを作り温める方をオススメします。

ま、たまにはそんな雑学などいかがですかね。

あ、痛い人格には効きませんので痛々しい言動の友人の顔面にキョンシーのお札のごとく貼り付けるのはやめときましょう。

‥‥ ~あ~、私も痛々しい言動多いんですけどね、これは死ぬまで治りそうもありませんね。

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